【箱根湯本】駅から近くのイタリアン オルテンシアのパスタ

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箱根周遊
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さて、お久しぶりです。

そしてあけましておめでとうございます。

なんとなく忙しい忙しいとせわしなくしておりましたら、いつの間にか年が明けておりました。1月の日付が飛び去る早さといったら、まったく油断もすきもないのでした。

湯本駅前のイタリア国旗。ランチでパスタを食べよう。

今回お邪魔したのは箱根湯本のオルテンシアです。バスを降りて、顔をあげると目に飛び込んでくるお店です。


あの色の並びをみると、パスタが食べたくなりますね。
外から中の様子が見えないとなんとなく入るのをためらってしまいますが、お腹はすっかりパスタ腹。
道路を渡ってビルの四階を目指します。


エレベーターで一瞬でつきました。


優しげなお姉さんスタッフさんが迎えてくれました。
店内はそんなに広くありません。テーブルとテーブルの間を広く開けているため、席数は少ないですがのんびり過ごせそうな雰囲気です。お一人様にも優しくカウンター席多めです。

駅が見える道路側のカウンター席を選んで座りました。メニューを開くと手書きでかわいい文字が並んでいます。


冬メニューの牡蠣と味噌クリームのパスタを選びました。


窓からは駅の通路が見下ろせます。

平日のため人の往来は多くありません。

これだけじっと観察しててもほとんどこちらを見上げる人がいないのは不思議です。確かに生活してて「斜め上」ってあんまり見ないかも…。

いや、見るわ。割と私は見ます。オルテンシアを見つけたのも斜め上を見てたからだし。


そもそも私は昔から標準姿勢で顎が上がりがちな傾向がありました。度々家族から指摘されるのですが、なかなかなおらないのです。姿勢が悪いとも言えます。


昼時を過ぎていたからでしょう。店内のお客はまばらでまったりとした時間が流れています。

窓に面したカウンター席は他のお客が視界に入らないため、いつもよりぼんやりと思考に更けることができました。子供のはしゃぐ声と銀の食器が皿に当たる音を背中で聞きながら、自分の顎が上がる仕組みを考えていると、やがてパスタが運ばれてきました。


美味しそう。


事実美味でした。けっこうしっかりめな味付けです。味噌と牡蠣とクリームの味がまろやかです。絶妙に冬なお味。

オルテンシアってなんぞや


赤い電車が急坂を下って湯本駅に入っていくのが見えます。箱根登山鉄道の物語の始まり感には何回見ても溜め息がでます。
雨が多い時期限定で、箱根登山鉄道は「あじさい電車」と呼ばれます。それは、線路に沿って長く紫陽花が植えられ、列車の中からそれらを眺めることができるためです。私はまだあじさい電車に乗ったことはないのですが、その風景を目当てに方々から観光客が例年押し寄せるのでした。


それにちなんでのことでしょう。調べてみるとオルテンシアとはイタリア語であじさいを意味するそうです。観光地に門を構える店が、名物を店の名前に掲げるのは珍しくありませんが、このように一捻りした名前は興味を持った人を楽しませてくれます。いつぞやのツツジを意味するフランス語を掲げた店もそうでした。


パスタを食べ終えるとなんとなく甘いものが食べたくなって再びメニューを開いてしまいました。


ティラミス。美味です。

次回は名物温泉パスタを食べに訪れたいと思います。

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