こんにちは。
去る9月某日、「ワクチンも打ったし、近場でのんびり旅行がしたい!」という友人Sが箱根へやってきました。
彼女は過去にも箱根に遊びに来てくれています。
その時の記事はこちら。
比較的雨女気味な私のせいか当日は雨予報でした。
しかし、今回の旅行のメインは芦之湯での滞在です。
中々におあつらえ向きな天気とも言えましょう。
芦之湯とは、強羅と芦ノ湖の間くらいにある場所のことです。
長い長い国道1号線の最高標高地点のあたりです。箱根駅伝のコースでもあるあそこです。
そう、どこか怖いと私が感じ続けている、霧深く、ミステリアスで、妖怪が住んでそうで心がワクワクしてしまうあそこです。
過去の芦之湯の記事はこちら参照。
1泊2日の旅行プラン。湯本~芦之湯~仙石原の旅程
友人Sは今回2回目の箱根という事で、前回の王道コースとは少し外れた旅程です。
前回の王道コースはこちら参照
事前に箱根フリーパスを買うとのことなので、箱根の中でも山奥の仙石原方面に足を伸ばします。
ざっくりとした旅程は次の通り。
1日目:湯本散策
宿:芦之湯「きのくにや」
2日目:仙石原のラリック美術館。湯本でお土産物色。
とはいっても、ほぼほぼノープランです。
近場の旅行の醍醐味。
11:40 箱根湯本集合。すごい雨
本日の旅程は、行き当たりばったりノープランのんびり旅です。
なので集合も遅めの昼前。
二人とも集合時間の10分遅れでほぼ同時に到着。
良いタイミングですね。
とりあえず腹が減ったということで、湯本の駅前商店街でランチを物色いたしました。
雨足も大分強くなってきています。
「魚が食いたい」という意見の一致で、本日のお食事処は箱根湯本駅前の人気店「喜之助」に決まりました。
湯本駅前、人気の和食処「喜之助」で美味しいランチを。
この喜之助というお店、実は私も入るのは初めて。
というのも、前を通りかかる時にはいつも席待ちの列がお店の外まで伸びているからです。
大体カフェばっかりで、こういったごはん屋さんにあまり入らないというのもありますが。
結論から言うと、このお店すごく良かったです。
友人Sと入る店はなぜかいつも美味しい。
以前行った姥子のお蕎麦屋さん「竹やぶ」も美味しかったですし。
天気の運はないけれど、飯運には恵まれている…。
店内はそんなに広くないです。
木でできた机や椅子が良い雰囲気。
お店の奥にはテレビがあって、レトロな感じです。
私は「秘伝のタレ さばみりん干物定食」を注文。
友人Sは確か鶏肉の美味しそうなやつを頼んでいた気がする。魚じゃないんかい。
間違えなく美味しいやつが出てきた。
鯖はみりん干しのような甘いのをイメージしていたのですが、意外と甘くはなかったです。
身は柔らかくて適度に油がのっていて、ほんのり甘い。
ご飯にすごく合いました。
私と友人が特に気になったのは、小鉢のブロッコリー。
黄色いタレのような餡のようなものが初めて食べる美味しさでした。
何が使われているのかの推理で盛り上がります。
店員さんに聞いたところ、卵の黄身を使って作られたものだそう。
後日、料理好きな友人はネットを駆使し、再現に奮闘したようです。偉い。
(悲しいことに私は食べるばかりでそういった努力が全くできません。)
喜之助では厨房の様子をガラス越しに見られます。
炭火で焼かれるこだわりの食材たち…。
1つ1つのお料理に手間暇かけられていることが伺えます。
納得の美味しさでございました。
喜之助の公式HPはこちら
私のおすすめカフェ「茶房うちだ」で一休み
一休みも何も、全然動いてないけれど。
喜之助から徒歩2分ほどの場所にある「茶房うちだ」に向かいます。
食べてしかない。
私が箱根でトップレベルに好きなお店です。
大きなシフォンケーキ目当てによくお邪魔しています。
オレンジシフォンケーキ。
友人は確か、美味しそうなぜんざいを頼んでいました。
シフォンケーキじゃないんかい。いや全然いいけど。
茶房うちだについては以前の記事参照
帰り際、レジ横の抹茶シフォンケーキの食玩マグネットを買い求める友人。
君の欲求の基準が分からない。いや、全然いいけど。
14:15頃 芦之湯へ出発
さて、宿のチェックイン時間に合わせて湯本を出発です。
温泉場入口のバス停留所から、芦ノ湖方面に向かう箱根登山バスを待ちます。
(友人の買った箱根フリーパスでは伊豆箱根バスには乗れないため。注意!)
傘がなくても歩けるくらいに雨は弱まっていました。
良かった良かった。
バスで左右に激しく揺られること約40分…。
いよいよ芦之湯に到着でございます………!!
霧深~…。
はい。非常に良い雰囲気です!!
芦之湯は標高が高く、山に囲まれているため霧が溜まります。
私はこの雰囲気を怖いと思うと同時に、神秘的で幻想的な気配も感じられ、結構好きだったりもします。
まあ、ただならぬスポットというわけです。
さて、本日の宿は歴史ある旅館、「きのくにや」
私たちはこの宿に泊まることを楽しみに今日の旅行を決めたのでした。
しかし、大分長くなりましたので、きのくにや滞在中の記録はまた追って書こうと思います。
それでは今日はこの辺で。
≪次の話≫
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