TOEICのはなし

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雑記帳

時代はグローバル化する一方だから、私もグローバル化せねばなるまい。

そんなことを考えて、2年立ってしまった。何事も継続できないのは良くない。

杉村太郎さん著の「TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道」という書籍を読んでいる。

やれ、やってみせろ今すぐ、と言わんばかりの熱い語り口に刺激され、10月のTOEICに申し込んだ。

しかし、驚いたことに試験は抽選式に変わっていた。コロナの影響である。とりあえず申し込んで抽選結果のメールを待っている。

最近じゃコロナの影響を受けない人なんていない。

私の会社もそうだ。毎日送られてくる数字を見てヒヤヒヤする。会社にしがみついて安穏と生きていきたいが、時代はそれを許さないらしい。

だからこそ一人でやってける力をつけなければと感じるようになった。

ちなみに私は英語の勉強が嫌いで、以前受けたTOEICは散々な結果だった。

テレビをつければ毎日不景気なニュースが流れていて、体は元気でもふとした拍子に未来が真っ暗で気力を削がれる心地がするのは私だけではなかろう。

そういうときは大概、井の中の蛙状態である。気持ちを落ち込ませるのは切り取られたその一部分だけを見ているからだ。凄惨な事件が起きた隣の部屋では、かわいい赤ちゃんが小麦粉をぶちまけてニコニコ笑ってるだろうし、刻一刻とコロナウイルスは広がっててもそれと同時に美味しくて甘くてかわいい新感覚スイーツが開発されてバズったり、ちゃんとそういうこともしているのだ。

それらを見ないふりをしているのは失礼な話である。

より広い世界を見れば、目にしたものだけで嫌な感情に飲まれることも減るに違いないと考える。

きっと悲しいことにぶち当たっても、落ち着いて、いつもより高い珈琲を丁寧にいれて「美味しい美味しい」と味わいながら飲めるのではないだろうか。

英語は手っ取り早く目の届く広さを広げる。今まで見ていた日本語だけの世界がいかに狭いのか、できるようになった時それを知る。

のだろうと、私はベッドに寝ころびながら推測する。

そして、私はまだ英語ができない。

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