はじめに
大変お久しぶりな更新です。なんとか生きております。こんにちは。
この1年、何をしていたのか申し上げますと、はい。
小説を書いておりました!
それで絶賛現在体調を崩し療養中です。まあ、そればかりが原因ではないとは思いますが…。
この1年間で書いた小説は随時「文学フリマ」というイベントで発表していたのですが、今回の11/11開催分で一旦区切りとしようと考えております。
そこで、放置し続けていたこちらのブログでも告知をしようと思い立ったというわけです。
そもそも文学フリマ、(略称「文フリ」)とはなんぞや
一言で言うならば、同人誌即売会です。最近ではニュースでも取り上げられるようになったコミックマーケット(コミケ)が有名でございますね。それの仲間です。
ただし、コミケとは異なり、取り扱いジャンルが主に一次創作、かつ「文学」に限るという点が特徴です。
一次創作とは?
恐らく二次創作という言葉に伴い誕生した言葉かと思われますが…。
端的に言えば自分が作った作品ということです。本屋さんに並んでいる本や図書館で手に取る本、あれらは一次創作の位置づけです。
対して「二次創作」。こちらは一次創作の世界観やキャラクターを用いて作られた作品のことを指します。「同人誌」「同人活動」という言葉を聞いて多くの人が思い浮かべるのは、こちらの二次創作の方かもしれません。
「文学」とは?
己が文学と信ずるものです。
つまり、文学フリマとはプロ、アマ問わず、主に自分で書いた「文学」を販売する場といった感じです。
文学フリマについては公式サイトで説明されてますので、そちらを参照いただくのが確実かと思われます。
11月11日に東京流通センターにて、過去最大規模の「文学フリマ東京37」が開催されます。
基本情報はこんな感じ。詳細は公式サイト参照です。
日付 | 2023/11/11 |
時間 | 12:00~17:00 |
場所 | 東京流通センター |
入場料 | 無料 |
公式サイト | 文学フリマ東京サイトリンク |
そして来る来週11日に、過去最大規模の文学フリマが開催されます。
出店者(←自作の本を売る人のことをこう呼びます)の数は、過去最大の1843!
……全然多さが想像できないと思います。私もです。この、1843分の1に私がいる、というのがこの記事の本題です。すげえことだわ。
これまでにも文学フリマには参加していたんですが、これだけの規模になるとは思っておらず、戦々恐々としております。だからこそわざわざこのブログを起動し心細さを緩和しようと努めております。
以下会場のマップです!!
私がいるのはブース番号「あー23」です!
いや、たどり着けるかい。
正解はここ。
まあ……、お気軽にお越しください!!!!
はちりのブログ、運営者の私。葉山かのこと申します。
こちらのブログでは「はちり」とか「私」と名乗っておりますが、出店者としては「葉山かのこ」という名前でやっております。以下私の情報のまとめです。ご興味ありましたらご覧くださいませ。
出店情報
サークル名(店の名前) | この後ケーキを食べるため |
出店者名(本の作者) | 葉山かのこ |
ブース番号(当日いる場所) | 第二展示場1階Eホール「あ-23」 |
本のジャンル | 大衆小説、ファンタジーなど |
文フリカタログ | 出店者一覧のカタログページリンク |
X(ツイッター)アカウント | @kanobun78 |
作品情報
作品って言えるほどのものではないのですが、頑張って書きました。私は面白いと思っております。なぜなら私が読みたい小説を書いたので。
だからこそ人様におすすめするのは、ちょっと恥ずかしいし自信もないのですが、せっかく書いたのだから読んでいただきたい気持ちもございます。
そしてあわよくば、感想をいただけますと嬉しいです。
1作目 『さみしい裏切者たちよ』ジャンル:現代ファンタジー、あやかし譚
舞台は箱根です。あらすじなどは下の画像参照。
去年の夏ごろに完成させて、ちょうど1年前の文学フリマ東京で販売しました。
イベント自体初参加なうえ、一人で出店し、なおかつほとんど売れませんでした。それでも自分が書いた文章が本の形になったのは嬉しかったです。
私にとって盟友と言っても差し支えない一作。
一章分のサンプルをネット上に上げてます。よろしければご覧ください。→サンプル
2作目 『もの思う彼らは今日も』ジャンル:短編集
2023年1月に「神奈川文藝賞」という文学賞の受賞作発表がありました。
審査員はなんと私が大好きな小説家「朝井リョウ」さん。この賞に私は最終選考まで残っておりました。残念ながら受賞には至らなかったのですが、その時の短編を本の形にしようと思い作ったのがこちらの本。
他四編を書き足して発行。小田急線や箱根登山鉄道も出てきます。
こちらの本、深夜テンションで100部印刷しました。(通常は30部程度が定石)
そのおかげで中々のお求めやすさです。
3作目 『星を抱く旅路』ジャンル:青春小説
明るい話が書きたいと思い、書いた一作。
学生時代に取り組んでいた合気道の経験を取り入れて書きました。
登場人物が若く溌剌としているので、未だに読み返すと元気をもらってます。最高の自給自足。
4作目 『真志の春』 ジャンル:大衆小説、ヒューマンドラマ
明るいの書いたから、もうちょっと暗めでいこうと思い書いた中編小説。
大学時代の友人が表紙の絵を描いてくれた思い出深い一作です。絵が上手い人ってのは本当にすごいですね。
5作目 『パルクブロッサム101』 ジャンル:大衆小説
こちらがつい最近ひいひい言いながら書き上げた一作。星を抱く旅路の前に書いてて、頓挫し放置していたお話をきっちり完結させました。長くてつらかったです。内容もちょっと重ためではありますが、登場キャラが皆のんびり楽観的なのでそんなにシリアスにはならなかったです。これまでで一番ライト。
以上5作品持っていきます。
文学フリマにぜひご来場くださいませ。
というわけで、「出ます~」という告知でございました。
とはいえこの文学フリマ、イベントとして本当に楽しいと思っています。「この人の本には興味ないや…」と思った方も、一度覗いてみることをおすすめします。ブログを読んでいる時点である程度活字に慣れた方だとお見受けしますので、きっと楽しめること間違いなしです。
冒頭でも記載しましたが、プロの作家さんも出店予定とのことです。
私が知っている中ですと万城目学さん、高瀬隼子さん。(ちなみに私のブース位置、又吉さんが編集長を勤める「第一芸人文芸部」のすぐ近くです。嬉しい反面、ちょっと怖いです。)
いらっしゃる際には人ごみに耐えうる体力と、面白い本を見つけ出す好奇心、それから小銭を十分にご用意していらっしゃいませ~!
↓こちら、以前文フリで知り合った方が初めて行く方向けに記事を書いてらっしゃいます。行く前にご一読いただくと混乱しづらいかと思います。
ご不安なことがあれば、当日私は「あ-23」におりますのでお声かけください!
ではでは!
久しぶりの更新は緊張いたしますね。この辺で失礼します~!
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