個人のオリジナル蔵書印を作成!オーダーから届くまで。

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雑記帳
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面白い本に出合い、それを購入するということ

先日、「星の王子さま」という世界的名著を読了しました。

やはり読書はいいですね。秋ですし。
心が豊かになりますね。

今まで読んできた本の中で、特に心に残っている本が何冊かあります。

私は主に図書館で気になる本を借りて読み、もう一度読み返したい本は新品を購入していました。
そのため、私の本棚にある本はどれもが思い出深く特別な本と言えます。

中には小学生の時にお小遣いを貯めて買った本もあって、それらは今でも読み返したりしてます。

思い出深い蔵書にオリジナル蔵書印を押したい

蔵書印とは、図書館とかの本に押されているはんこのことです。
裏表紙を開いた最後のページとか、表紙の後の題名が印刷されたページに押してあることが多いです。

そして、私は3年ほど前からお気に入りの本を購入するたびに、自分だけの蔵書印を押して本棚に保管したい思いが強くなっていました。

押したい…。自分だけの本として何か印が欲しい…。

かっちりとしていて格好良い、本物らしいものが押したい…。

そんな思いが高じて、ついにオーダーしました。

そして届きました!

とん。

ぱか。

じゃーん。

蔵書印を押そう!

さっそく押してみましょう。

ぺたり

わー!すごい!本物っぽい!

本物の蔵書印だー!!

ちなみに「青山椒房蔵書 贔屓本」って書いてあります。

由来は私の名前をこねくり回して付けました。

贔屓本っていいね!我ながら特別感が出て良い言葉です!

今日から私の本棚は「青山椒房」。

超大満足です。本棚への愛着が高まります。

これを押すためだけに新しい本欲しくなってしまう。

ちなみにインクは朱肉でなくクラシック(販売:ツキネコ)のクリムゾンレッドを使用。
深みのある色とレトロな缶がお気に入りのインクです。

蔵書印のオーダー方法について

この楽しいオリジナル蔵書印は「はんこプレミアム」という印鑑のオンラインショップで購入しました。

公式オンラインショップはこちら↓

はんこプレミアム

注文から、デザインの確認を経て手元に届くまでおおよそ1週間ほど。

彫ってることを考えると早い。

私はオンラインショップの中の「法人印」を選びました。
理由は2重丸デザインがかっこよかったから。

会社実印 柘(アカネ)寸胴16.5mm
選んだのはこれ。

同じ理由で書体は「印相対」。
一番図形ぽくてかっこよい。

はんこプレミアム、購入印の詳細入力画面より

購入前の希望の文字を入力する画面はこんな感じです。

彫ってもらう文字は自由に指定ができるので、好みの形を選ぶのが良いと思います。

私がオーダーしたはんこも、本当は会社名と役職を彫るためのものです。
文字を変えれば素敵な蔵書印に変貌を遂げます。汎用性高い!

送料は540円かかったので、本体価格と合わせると3120円でした。

気分の高まりを考えると決して高額ではない。

きれいな印面……。

はんこについて

最近になって、業務効率化のために「脱・はんこ文化」が叫ばれていますね。
しかし私ははんこが結構好きなのです。

仕事でただただ連打するシャチハタ印については特に愛着は沸きませんが、母が社会人のお祝いにくれた銀行印や高校生のころから彫っている消しゴムはんこなどはとても思い出深いです。

自作の消しゴムはんこたちの一部。

消しゴムはんこはいまだに時々彫っています。

けしてうまくはないんですけど、ちまちました作業が性に合うんです。

彫り終わって、初めてインクをつけて押す瞬間のわくわくが大好き。

私も業務としてのはんこは確かに煩わしく感じます。

しかし、それははんこを押すことが煩わしいのではなく、あまりにも回数が多くてはんこの「わくわく度」や「特別感」が薄まってしまっているからではないでしょうか。

かつてはんこは1つ1つ手彫りで仕上げられた高級品でした。

今みたいにぽんぽんぽんぽん軽々しく押すのではなくて、ここぞという時にうやうやしく箱から出されて、かすれのないよう力を込めて押されたはずです。

特別な時しか押さなかったはずです。

上の画像は、今回オーダーした蔵書印が届くまでの間、ずっと私が使っていた蔵書印です。

蔵書印というより、ただの読了を示すはんこ。
消しゴムを自分で彫りました。
実はこれもけっこうお気に入り。

面白かった本を読んで、「良い本だった。そしてこれを私は今、読み終えたぞ」という思いで、私はこの魚のはんこを押していました。

何回も押しましたが、いつも楽しかったです。

それは、はんこを押す作業が意味を持っていたからだと思います。

意味のない作業はつまらないです。

業務においてはんこを無くそうという動きが強まるのは、はんこにきっと誰も意味を感じなくなったということなのでしょう。

それならなくせばいいと思います。
無駄なことはやめるべきです。

はんこの持つわくわくは、感じたい人だけが感じればいいのです。

消しゴムはんこや自分だけのオリジナルはんこ……。

今後はこれまでと違って、わくわくやときめきを感じる人がいる場所で、はんこは活躍を続けるのでしょう。


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