【小田原】シフォンケーキのあたりさわりのなさについて(鈴廣かまぼこの里「汐風のカフェ」)

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箱根周遊
箱根周遊雑記帳

3月に参加した小田原尊徳マラソンで、鈴廣かまぼこの里のお買物券1000円分が当たりました。
その商品券の有効期限が8月末までだったので、夏の日差しが強い金曜日、風祭にあるかまぼこの里まで行ってきました。

夏休み、賑わうかまぼこの里

鈴廣かまぼこの里については以前のブログにも書きました。

今回私が真っ先に向かうのは、売店「鈴なり市場」の奥にある「汐風のカフェ」という喫茶店です。
つまりいつも通りです。
かまぼこは一人暮らしかつお酒を飲まない私にとって、中々手を出しづらい物。
高級品ですものね。

かまぼこは好きですが、正月に食べるものというイメージがまだ抜けておりません。

かまぼこの里内は夏休みということもあり、人で溢れておりました。

汐風カフェの「お陽さまのシフォンケーキ」

しばし順番待ちの列に並ぶこと5分ほど。

電車が見える店内へ。

ここのケーキ、すごく美味しいと思っています。
メニューの数は多くないですが、季節のフルーツを使ったケーキが毎回すごく美味しい。

いつもは華やかでキラキラしたケーキにばかり目がいってしまいますが、今日は王道であり看板メニューの「お陽さまのシフォンケーキ」をいただきました。

オレンジ先に食べてしまった。

だめだ。私の写真の技術じゃこの大きさが伝わらない…。
本当に大きい。多分この辺りのシフォンケーキの中じゃ一番大きいんじゃないかな。
多分だけど…。

お味もしっとりふわもちで美味しいです。

カフェの入口には丸い状態のシフォンケーキも1000円くらい(確か)で売っています。
毎度、3分くらい買うか買わないか葛藤して結局買わずに帰ります。
一緒に食べる人がいれば、3分くらい葛藤した後買って帰るだろうな。

シフォンケーキのぼんやりとした思い出

ケーキと言えばお祝い事だとか大人数が集まった時だとか、派手な場面で登場することが多いイメージですよね。
印象的な思い出の中心にケーキがどどんと鎮座していることもあるでしょう。
私の場合、そういった場面では白いクリームが塗られたショートケーキが登場します。
王道ですね。

チーズケーキ、モンブラン、チョコケーキ、タルト、ロールケーキ……。
多様なケーキの名前を挙げると共に、様々な思い出が蘇ります。

しかし、その中で圧倒的地味な思い出しか浮かばないのが私にとってシフォンケーキです。
決して悪口を言っているわけではありません。

シフォンケーキの思い出はこうです。

大学生の時、私がアルバイトしていた喫茶店では三種類のケーキを提供しておりました。
ロールケーキとガトーショコラとシフォンケーキです。

喫茶店のケーキとは冷凍された状態で納品されることが多く、仕事の一つに冷凍ケーキを切り分ける作業がありました。

ロールケーキとガトーショコラはいいんです。
シフォンケーキの難易度だけがめちゃめちゃに高いんです。

私が切ったシフォンケーキは見るも無残なボロボロでした。
本当にこの作業が苦手だった。

また、ケーキは全て冷蔵庫で解凍するのですが、予想以上にケーキのオーダーが入ると当然解凍済みのケーキが足りなくなってきます。
ロールケーキとガトーショコラが早々に品切れた後、活躍するのがシフォンケーキです。
なぜなら、シフォンケーキのみが電子レンジでの解凍を許されていたからです。

とはいえ、あったまってはいけない。
このクソ忙しい中、私はシフォンケーキを5秒単位でレンジに入れては取り出して様子を見ます。
大抵、こういった時は半解凍の状態でレンジにかけるため、明確な秒数が分かりません。
加えて相手にするのは高出力1500ワットの業務用レンジです。
5秒、いや3秒が命取りになる…。

シフォンケーキだけ、他のケーキとは違う労働の思い出が蘇ります…。

日常にそっと潜むシフォンケーキ

思い出の良し悪しは別にして、私はシフォンケーキが大好きです。
他のケーキとは違ってかしこまらない気安さがあり、クリームのケーキよりも罪悪感も少ない。

しかし、チーズケーキとシフォンケーキが並んでいたら、私はチーズケーキを選びます。
多分、2回目もチーズケーキ。
そして、3回目にはシフォンケーキを選びます。例え他のケーキがよりどりみどりで並んでいたとしても、きっと私はシフォンケーキを選ぶでしょう。

シフォンケーキってそんな立ち位置のケーキだよなあ、と考えつつ、私は大きな「お陽さまのシフォンケーキ」を食べ終えました。

ごちそうさまでした!!

美味しい箱根のシフォンケーキのお店など↓

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