【箱根仙石原】静かな植物園「箱根湿生花園」で秋風に吹かれる…。モミジやカエデの紅葉の見頃は今!

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箱根周遊
箱根周遊

箱根の観光地の中でかなりのお気に入りスポット、仙石原にある湿生花園。

先に記事にした箱根美術館も紅葉が有名ですが、湿生花園も負けてはいません。
綺麗な紅葉が見られます。

箱根美術館の紅葉については前のこちらの記事をどうぞ↓

湿生花園のアクセス、営業時間、休園日など基本情報

湿生花園基本情報2020年11月現在
開園期間3月20日~11月30日
休園期間12月1日~3月19日
営業時間9:00~17:00
(最終入園16:30)
休園日開園期間中は無休
入園料大人/700円 小学生/400円
駐車場あり(無料)
最寄りバス停箱根登山バス「湿生花園」
公式HP湿生花園

注意!12月から3月19日までは休園しています!
春から秋までの営業ですね。

箱根湿生花園の入園料割引

正直、あれだけ広くて爽やかな高原の風吹く魅力ある施設にしては、入園料が700円というのは安いと思います。

私にとっては破格の値段です。

しかし、湿生花園はバスで行くと「施設巡りバス」の終点。
交通費がすこぶるかさむのです。

割引情報ご紹介します。

クーポン画面を見せるだけ割引

HISクーポン

大人700円→600円(100円割引)
小学生400円→300円(100円割引)

私がよく使うのはこれ。簡単で便利。

会員証、乗車チケットを提示で割引

箱根フリーパスを提示

大人700円→600円(100円割引)
小学生400円→300円(100円割引)

JAF会員証、小田急ポイントクレジットカード提示

大人700円→600円(100円割引)
小学生400円→300円(100円割引)

箱根の他施設とのセットチケット!

対象他施設を利用するなら圧倒的にこれがおすすめ!
先に行く施設で購入しましょう。

特に近くの「ラリック美術館」は歩いて移動も可能です。

「箱根ガラスの森美術館」とのセットチケット

2施設入場料金 1700円 (500円割引)

「ポーラ美術館」とのセットチケット

2施設入場料金 2000円(500円割引)

「箱根ラリック美術館」とのセットチケット【おすすめ】

2施設入場料金 1700円 (500円割引)

「星の王子さまミュージアム」とのセットチケット

2施設入場料金 1900円 (400円割引)

「成川美術館」とのセットチケット

2施設入場料金 1600円 (400円割引)

成川美術館だけ元箱根にあるのでちょっと遠いです。

セットチケットは大人券のみの販売です。
お子様分はそれぞれの施設で他のクーポンを利用するのが良いと思われます。

箱根湿生花園の見どころ、おすすめポイント!

湿生花園の楽しみ方

箱根散歩中に見たあの花、ここにくれば名前が分かるかも!

全身で自然を感じてみよう。百聞は一見に如かず。

風の音や葉のこすれる音、普段聞こえない音に耳を澄ましてみよう。

箱根湿生花園は名前にもある通り、「湿地帯」に生息する植物を多く見られる植物園です。

天然記念物に指定されている貴重な湿原「仙石原湿原」に隣接しています。
実際に湿原に入ることはできないので、湿地帯の生物に触れ合う機会を設け、その環境の保護に貢献するべく設置されました。

園内には広い池や水辺が多く、木の桟橋を渡りながら順路を周ります。

私は大好きで何度も通っています。
失礼承知で言うとお客さんがいつも少ないため大変快適です。

こんな人におすすめ

大量の情報にさらされる毎日を過ごして疲れている人。

じっくり植物の写真を撮ったり、写生をしたい人。

静かな場所を観光したい人。

声を大にしていいたい。
本当に素敵な施設なんです。

箱根に来る友達全員に私はおすすめしています。

湿生花園を周ろう。広々!爽やか!

森のカフェの営業終了に対する悲しみについて

入館してすぐのところにある売店。

ちょっと寂しい話になっちゃうんですけど、上の写真の売店は去年まで「森のカフェ」というすごく、すっっっごく雰囲気の良いカフェだったんです。

もう私は大好きで、高い交通費を払って何度か来ていたんですが、去年の開園期間の終了とともに閉店してしまいました。

色々理由はあるのだと思いますが、おそらくお客さんが来なかったんだと思います。

分かる。確かに湿生花園は他の箱根観光地から離れているから訪れにくい。

でも、それを差し引いても良い場所だったんです……。

もう、あたしゃ悲しくて悲しくて……。

どうしてもっと足繫く通わなかったのかと後悔しました。

ほんとに好きなものには態度で示さないとだめだ。
好きなものには好きと伝えて、できることをそれらに還元せねばならぬ…。


紅葉が見頃です!

きれい~。

紅葉の名所である箱根美術館にも行ってきたのですが、整備されたあちらの苔庭とは違い、山の自然ののびのびとした強さを感じます。

大きく枝葉を広げる木々は迫力があって、燃えるような生命力を感じました。

空の色に紅葉が映えますね。

また、園内の紅葉のいくつかには番号が振られていて、クイズ形式でモミジやカエデの種類を学べます。説明書きが分かりやすく楽しんで回ることができました。

実はこの日、私の初のミラーレス一眼カメラのデビュー日だったんですが、何枚かの写真がうまく撮れず真っ白になってしまいました。
絞りの調節が悪かったのかな。勉強中です。

なので写真はちょっと少な目。

これとか白くなっちゃった。

園内の植物を観察。冬の気配を感じる。

紅葉の美しさを堪能しながら、他の植物にも目を向けましょう。

どの植物にも名札が付いていて、何気なく見過ごしている植物たちにも名前があることを認識させられます。

この日、湿生花園までは強羅のあたりから徒歩で来たんですが、道中見つけたお花の名前を知ることができました。

これ!リュウノウギク!

道の端っこにたくさん咲いていました。
小さなお花がかわいい。

これは小むらさき。

確か箱根の和菓子屋さん「菜の花」が、「小むらさき」というお菓子を販売していたと思います。
これが由来なんだなあ。

どの植物も冬支度を進めているようです。

園内は静かで、秋の風がさらさらを流れています。

花が揺れる柔らかいリズムや葉っぱがこすれる少し乾燥した音が何やら心にじんわり染みます。

秋って静かだなあ。ちょっと寂しいなあ。

仙石原湿原植生復元区

園内の順路の終盤に仙石原湿原植生復元区があります。

仙石原湿原の花や植物を実際に観察できるよう設けられた場所で、広さはおよそ2ヘクタール。

古い日本の草原はこうであったのだろうか、と思わせるような草原が広がっています。

秋は青々と茂っていた草は枯れ、金色の草原が広がっています。

(ここの写真がカメラの設定を間違えて真っ白になっちゃった。)

ぜひ自分の目で見に行ってみてください。

ぼんやりと立ち止まっていたくなる場所です。

夏に行った時の写真など

これは確か7月ごろの仙石原湿原植生復元区。
これはたぶん9月。
あおあお!
キジだ!ありゃキジのオスだ!

まとめ

箱根湿生花園に来ると心が休まります。

日常を生きていると、外部からの刺激でいつでも精神がゆらゆらしている感じがしますが、湿生花園では、すん、と落ち着く心地がします。

周りが静かなので雑音のない時間が楽しめます。

皆様が箱根に旅行に来るとき、どんなことを求めて来るのでしょうか。

美味しいものを食べ歩いたり、みんなで写真を撮ったり、楽しい時間を満喫するためでしょうか。
それらは満足感の高い、思い出に残る旅行だと思います。

しかし、なんだか日々の雑事に疲れてしまって、ふらりと遠くに行きたい気持ちに駆られてのことならば、ぜひ仙石原にある湿生花園に足を運んでみてください。

湿生花園には疲れた心や癒しを求める人にとことん優しい観光スポットだと思います。

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