【箱根湯本】天成園の空を見上げる湯船より。日帰り温泉を楽しむ!

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箱根周遊
箱根周遊

こんにちは。

2月の終わり、まだ私の仕事がたいして忙しくない日、箱根湯本の天成園に行きました。

箱根湯本から須雲川沿いに歩く

箱根で川を見かけると、それは大体「早川」です。
しかし、箱根湯本から畑宿方面に進んだ先に流れているのは「須雲川」です。

箱根湯本の滝通り
写真右が須雲川です。
湯本の滝通りのマップ
上の写真のトンネル内の地図。

須雲川沿いにはずらっと宿泊施設が並んでいます。

今日は上の地図中央下の天成園に向かいます!

途中にある箱根ちもと滝通り店。
しばらく営業していませんでしたが、数日前から再開した様子。

緊急事態宣言の終わりも近づき、じわじわと箱根の飲食店も再始動を始めています。

箱根湯本の商店街はいつも賑わっていますが、こちらの須雲川沿いは静かです。

川の流れる音に混じって、鳥の声も聞こえてきます。

最近、鶯の声を聞いたという話も耳にします。
春が近づいていますね。

箱根湯本駅から10分ほど歩くと天成園の大きな建物が見えてきます。

天成園の施設について

天成園

ほんとにでかい。

建てられたのは2009年なので、比較的新しい施設だと言えるでしょう。

箱根の宿泊施設としては比較的リーズナブルです。
若い学生やご家族が多く利用しているイメージ。

併設する庭園内には見応えのある玉簾の滝もあります。

日帰り温泉の営業時間や定休日

基本情報2021年3月現在
営業時間10:00~翌朝9:00
(23時間営業)
定休日なし
料金大人/2300円
小学生/1200円
幼児/900円
公式HP天成園公式HP

料金は、深夜料金や朝風呂料金など時間帯によって変動します。
ご注意ください。

また、このどでかい天成園は宿泊施設も兼ねています。
上の表の料金は、日帰り温泉利用の料金です。

入館料にはタオルと浴衣がセットになっていますので、手ぶらで遊びに行っても安心です。

また、あまり大きな声で言わんほうが良いことですが、定価で入るのはおすすめしません。

なぜなら「天成園 クーポン」で検索すれば半額近く割引になるクーポンが簡単に見つかるから…。(期間限定クーポンでしたが、今日3/10に調べてみたらまだありました。変更になる可能性はあり。)

観光地の裏技かもしれませんが、大抵の施設は割引クーポンをネットに出しています。
200円300円なら諦めもつくものの、半額クーポンを後から見つけた時にはちょっと損した気持ちになってしまう…。

知は力なり…。
ぜひどこかお出かけされる際には、事前に少し調べてみることをおすすめいたします。

天成園の庭園散策!

さて天成園が誇る滝を有する庭園を見学しましょう。

天成園の看板

玉簾(たまだれ)の湧き水が汲める場所。
ミネラル成分をバランスよく含む水だそうで、体に良い影響を与えることが科学的に実証されているそうです。

天成園の庭のアヒルと鴨

その辺を歩き回っているアヒルと鴨たち。
お尻をぷりぷり振って歩く姿がかわいい。

飛烟の滝

天成園の滝

大きな滝~!

ひえんの滝、と読みます。

迫力があるというよりも、見ていて清々しい気持ちになるようなきれいな滝です。

玉簾の滝

たまだれの滝、と読みます。

玉簾の滝
神社の池の鯉

施設としての歴史は若いですが、庭園にある滝は昔から多くの人に愛されてきました。

庭園を歩いていると、飛烟の滝よりも玉簾の滝の方が推されているように感じます。 
しかし、私は飛烟の滝の方が好みです。

箱根町内の三大滝(飛龍の滝、千条の滝、玉簾の滝)を私はこれで制覇です!

玉簾神社

庭園内にある神社。
縁結びのご利益があるそう。

玉簾神社の鳥居
賽銭箱

がしがし石段を登ります。

館内着として渡される浴衣で散策している人も見かけましたが、神社参拝には不便そうです。
スニーカーと動きやすいジーンズ推奨。

玉簾神社の階段の上

到着。

参拝。

玉簾神社の御朱印ガチャ
御朱印ガチャ

庭園内にもお食事処があるようでしたが、今は休業中の模様です。

ぼちぼち引き返して館内に入りましょう。

カフェ「プルミエール」の喫茶

館内へ入り下駄箱に靴を入れると、すぐ目の前には美味しそうなたくさんのケーキが。

ここは、箱根スイーツコレクションの猛者(勝手に私が思っているだけです。)カフェ「プルミエール」。

毎年、スイコレ限定スイーツで素敵に映えるスイーツを提供してくれます。

天成園のケーキ
きらきらショーケース
天成園のカフェ
歴代スイコレ写真がずらり…

せっかくなのでお風呂の前におやつタイムです!

ケーキと飲み物を選んでお会計をすまし、席で待ちます。

天成園のロビー

広々した喫茶スペースは窓からの日差しが入り明るい雰囲気。

天成園のロビーから見える庭園の景色

窓からは庭園が見えます。
あひるたちの観察もぜひここからどうぞ。

チョコバナナショート

そして運ばれてくる「チョコバナナショート」。

今日は珍しくチーズケーキ以外のケーキを選びました。

しっかりしたスポンジにジューシイなバナナが美味しい…。

日帰り温泉に入ろう

ロビーの奥へ進むと、日帰り温泉と宿泊それぞれの受付カウンターがあります。

下駄箱のカギと引き換えに、ロッカーキーとタオルセットを受け取ります。

館内での買い物はロッカーキーについたバーコードで行います。
入場料も含めて後払い清算システムです。

これは注意しないとお金使いすぎるやつ。

浴衣を選ぼう
フロント横で浴衣を選んで持ってきます。

6階、天空大露天風呂へ!

温泉は6階にあります。
男性はさらに上の7階です。

このお風呂がすごく良かった!

内湯も大きくて良いのですが、露天風呂が開放的で気持ち良い。
空が広々と開けて見えます。
山に面した景色は四季折々で様子を変えるのでしょう。

私が行ったのは2月なので寂しげでしたが、葉がない分、枝の間を雲が流れていくのが見えて非常にのんびりとした時間を過ごすことができました。

羽を広げた猛禽類と思しき鳥が空を滑る姿を見上げ、お湯が流れる音を聞きます。

30分も湯に浸かっていれば、山の向こうから流れてきた雲が海の方角へ消え、飛行機雲が空の端から端まで横切るのを見られます。

時計ではなくああいったもので時間の流れを感じると、自分の体内時計ものんびりとした移ろい方に変わる心地がしますよね。

「なんて良い休日の過ごし方だろう」と何度も思うことができました。

露天風呂には広い湯船が2つと、源泉かけ流しの丸い石風呂が2つあります。

2階のお食事処でクリームソーダを

温泉からあがって浴衣に着替えます。

エレベーターで2階に降りると畳敷きのお食事処がありました。

天成園のクリームソーダ

桃のクリームソーダを注文。

こちらのクリームソーダ、数種類からお味が選べます。
色とりどりで並べるととても綺麗です。

私は1人なので、1杯分の写真しか撮れないのが残念。

しばし、本を読みつつまったりしました。

テレビも付いているのですが、音量小さめで嬉しかったです。

天成園で1日中怠惰に過ごそう

本を読んで、クリームソーダとたこ焼きとミニ海鮮丼を食べて……。

そしてもう1度温泉へ。

夕暮れ時の空を見上げながら温泉に浸かります。

時間が変われば風情も変わり、空の色が段々とぼやけて夜に向かう気配を感じました。

立ち上る湯気はより白く見え、湯船周辺が煙って見えます。
温泉の外に出ている上半身は風で冷えますが、お湯に浸かった下半身はまったりと温かい。
この温度差がなんとも気持ちよかったです。

隣で金髪ギャル3人組が「マジ日本人で良かったわ。」と話すのを聞いて、心の底から深く同意してしまいます。

宿泊のお客さんも増えてきて、昼間より少し賑やかになってきました。

天成園入口

温泉から上がり、身支度を整え1階へ。

リストバンドを返し、精算します。
やはり想定していたよりもお金を使いすぎてしまいました。

本日の私の滞在時間は午後1時から6時くらいまで、約5時間ほどです。

遠くから観光に来て天成園だけで過ごすのはやや勿体なさを感じてしまいますが、のんびりする目的で来るならもってこいな過ごし方でしょう。

湯本の日帰り温泉は数あれど、これだけ広くて空に近い開放的な温泉は天成園だけです。

ただただ温泉に浸かってだらだらのんびり疲れを知らない時間を過ごしたい方、丸1日天成園で過ごす箱根旅行もアリ、なのではないでしょうか!

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