とある晴れた日曜日のことです。
前々から、仙石原の観光地のあたりから少し離れた場所に、土日しかやっていないカフェがあることが気になっていました。
そのカフェの名前は「ガーデンレイルウェイ・カフェ」
どこでそのカフェのことを知ったのかは思い出せませんが、ずっと気にはかかっていました。
ふとした拍子に思い出すんですが、訪れる機会を逃し続け今日に至ります。
ついにガーデンレイルウェイ・カフェを訪問!
仙石案内所のバス停でバスを降りると、ひんやりとした空気が肌に触れます。
指先がすぐに冷えてきました。
やはり仙石原は山に近いだけあって、箱根の中でも気温が低いように感じます。
しかし、この日は風もなく日差しにも恵まれていたため歩いていればすぐに暖かくなりました。
湿生花園の方角を目指して進みます。
カフェの公式HPに詳しい道順が写真付きで載っていたので助かりました。
15分から20分ほど歩いた頃でしょうか。
しんと静かな道を歩いた先に、かわいい黄色いおうちが左手側に現れました。
どうやらここが「ガーデンレイルウェイ・カフェ」のようです。
ガーデンレイルウェイ・カフェの営業時間など
カフェ基本情報 | |
---|---|
営業日 | 土日祝日(要確認!) 悪天候時には休業の可能性あり |
営業時間 | 10:00~16:00 |
駐車場 | あり |
最寄りバス停 | 「仙石案内所前」 |
公式HP | ガーデンレイルウェイ・カフェ |
天候などによって休業になることもあるそうです。
行く際には1度電話などで確認してみるのが良いかもしれません。
素敵な店内の様子
中に入ると天井の高いカフェスペースが。
大きな薪ストーブが燃えていて、室内はよく暖められていました。
冬の香りがする。
壁周りには鉄道模型やミニチュアが並んでいます。
お店の方が外のテラス席を勧めてくださったので、店奥の扉から外に出ます。
屋外の鉄道模型を鑑賞しよう
天候によって、営業日が変わると言った理由がこれでした。
お庭にミニチュアの鉄道模型が!
すごい!
広いお庭全体に線路が敷かれていて、その周りにはミニチュアの駅や様々な建物が配置されています。
メニューの裏にはお庭の全体図がありました。
45%が完成しており、残りの55%を作成中とのこと。
つまり、今後も新しい建物が建ったり、変化があるということなのでしょう。
え、それはまた来たくなってしまいます…。
私は、こういったミニチュアとか小さなスケールのものが大好きです。
思わずたくさん写真を撮ってしまいました。
もしかして列車動くのかな…きっと動くんだよね…と、そわそわ期待していると、お店の方が無線のリモコンらしきものを操作して動かしてくれました。
とても嬉しかったです!!
ありがとうございます!
走ってます!走ってます!
カメラを構えて列車を追いかけました。
最近、ドールハウス美術館行った時もやりましたね。
カメラを構えて待つことができない女。
鉄道模型には詳しくないのですが、お庭にこのような鉄道模型を作る楽しさは分かる気がします。
初めて足を運んだ私でもお庭を走る列車に夢中になりました。
もしも自分でこれらを組み上げたのならとても楽しいでしょうし、朝から晩まで眺めていても飽きることはないのだろうなぁと思います。
カフェでケーキと珈琲を。
さて、屋外の鉄道模型を満喫したら何か美味しいものをいただきましょう。
ケーキとカフェオレをお願いしました。
本当はピザを食べたかったんですが、1人では食べきる自信がなかったので断念。
お隣の席のご夫婦が食べるピザの香りだけいただきました。
テラス席の片隅にはレンガでできたピザ窯がありました。
テラス席は日差しが暖かく居心地がよかったです。
お庭を走る列車を眺めながら美味しいものをいただく体験は初めてでした。
ガーデンレイルウェイ・カフェでのんびりとしたひとときを。
仙石原の自然の中はしんと静かで、思わず眠くなってしまうほどのんびりできました。
カフェに入ったとき、お客は私1人だったんですが、その後年配のご夫婦が3組ほどやってきました。
皆さんテラス席で珈琲やピザを楽しみながら、走る列車を慈しむような様子で眺めていました。
お庭をくるくる走る列車はなんだかかわいくて、ずっと目で追ってしまいます。
次回行ける日がいつになるかは分かりませんが、ぜひまた訪れたいと思います。
次回来るときもよく晴れていて暖かい日になるといいなあと願いつつ、ガーデンレイルウェイ・カフェを後にしました。
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