こんにちは。先日宮ノ下を散策した後に歩いた大平台~箱根湯本までの散歩道をご紹介します。
この日のその後の話。
宮ノ下から、大平台、湯本方面へ歩く
なんとなくそのまま帰る気にならず、湯本方面へバス通りに下りました。
多分下の地図と同じ道を歩いた気がします。
歩道はないし、そこそこ車の通りも多いので歩くのはおすすめしません。
大平台駅周辺の様子
写真もっと撮ればよかった。
大平台駅周辺は少しさびれた温泉街の雰囲気です。
箱根に観光しに来る人はたくさんいますが、大平台に赴く人は少ないですね。
常に閑散としています。
昔ながらのホテルや旅館はありますが、それ以外には何もないイメージ。
立ち寄り湯もあるみたいなんですが、人の気配がなくて入るのをためらってしまいます。
一緒にわいわい話せる友達とかと行くならいいんですけど、私は1人で周っているのでハードル高め。
いたるところで猫の集会が開かれていました。よきかな。
原田踏切で箱根登山鉄道を撮影!
大平台の静かな道を進むと、箱根登山鉄道の線路にぶつかりました。
踏切です。
これは待ってれば電車が通るはず。
待ちましょう。
待つこと5分後。
踏切音が鳴りだしました。遮断機はないので線路から離れてしばし待ちます。
辻国豆ふ店と姫の水
踏切を渡って紆余曲折歩いていると、いつのまにか豆腐屋さんの前にいました。
豆腐屋だから入らないと。
絹ごし1丁買いました。
あ、姫の水ってこの辺りなのか。
昔、北条早雲の娘のお姫様が化粧に使ったという話が残っているお水です。
大平台のどこかに湧いているらしいですね。
豆腐は家に帰ってから冷ややっこにして食べました。
雑味のないするするとしたお味。
いいお豆腐って「豆の味がする~。」ていう感想が定石かと思うんですが、こちらのお豆腐は、おいしいお水を飲んでいるかのようなのど越しを感じました。
湯豆腐にしてポン酢で食べても美味しいんだろうな。
静かな道を下る
道が伸びる方向にひたすらくだります。
最近、日が短くなってすぐに夜になってしまうので、西日の気配を感じたら帰る支度をせねばなりません。
知らない道で暗くなるのはごめんこうむりたい。
風が冷たくなってきたのでグーグルマップを起動します。
この道が、バス通りにつながっていなかったら少し骨が折れます。
よかった。このままくだればバス通りにぶつかります。
安心して下りましょう。
やがてマップがおっしゃる通り、見知った大きな道に出られました。
蛙の滝
いつもこの道は箱根湯本に降りる際、バスで通り過ぎる道です。
窓から見える景色と実際に歩いて見える景色は大きく異なります。
例えば
この滝。バスや車がぶんぶん通る道路の脇にございます。
写真だと小さく見えるけど結構大きいです。
こんな所、ほとんど歩く人はいないだろうに立派な説明書きもついてました。
夢枕に蛙が立ったの?
それ窓開けっ放しで寝ちゃっただけちゃうの?
村人はどんな木かげを作ったんだろうか。
昔の話なら今より木かげだらけだろうに、病気を治してあげるほどに価値ある木かげってどんなだ?
出山の吊り橋の正体
バスから見えていつも気になっていたのが、出山のバス停のすぐそばの大きな吊り橋。
検索してもそれらしき情報が出てこないので、あの立派な橋はなんぞや、と思っている方もおおいのではないでしょうか。
歩いてみて分かったんですが、どうやらこの橋は高級旅館「金乃竹」に続く道のようです。
公式HPはこちら。
このお宿に行くためだけの橋だから情報も少ないみたい。
橋と平行に、出山の鉄橋が見えます。
下の川は早川。箱根で川が流れていたらそれは大体早川(多分)。
やはり箱根登山鉄道は赤い車体に限ります。
至る箱根湯本。夕方の渋滞。
箱根湯本までは出山から歩いて20分ほど。
湯本周辺の車道は狭いので、夕方はいつも渋滞しています。
動かない車の列を横目に見ながら、すいすい歩きました。
そして箱根湯本駅にたどりつきます。
実際に歩いたのは、今から2週間ほど前でしたので、今頃は宮ノ下あたりの木々もじわじわと紅葉を始めたころでしょう。
赤く色づいた木々は美しいですが、正直紅葉の名所は人が多くてかないません。
どこか穴場のスポットを見つけて静かに鑑賞したいものですね。
コメント