【元箱根】秋のハイキング 箱根ビジターセンターから湖尻水門、黒岳、湖尻峠、深良水門、桃源台まで

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箱根周遊
箱根周遊

ビジターセンターを出て気の向くままに歩きます。 

センターの展示の中に、芦ノ湖の上の方を歩くハイキングコースが紹介されていて気になったので本日はそちらに行ってみましょう。

芦ノ湖の北側のハイキングコース

歩くのは、箱根ビジターセンターから湖尻水門、黒岳を登り湖尻峠を経由し深良水門、湖沿いを通って桃源台駅までのコースです。

グーグルマップで経路が出るか検索しましたが、案の定出ませんでしたのでざっくり手書き。

出発!

ひっそりと咲くお花

12:00 ビジターセンター出発。ハイキングスタート

良き看板なり。

ビジターセンターの建物の裏手から散策路に入ります。

月夜に動物たちがどんちゃん騒ぎをしているであろう広場

カメラの練習。
こういった常に動いているものを撮る時はシャッター速度を上げるのであったな……。
そうすると光を取り入れる量が少なくなるから、この辺のダイアルをくるくると回して明るさを調節して……。

ファインダーを覗きながら写真を撮る時、左目をどうしても必要以上にぎゅっと瞑ってしまいます。
最近、それによってアイシャドウが左の下目蓋に付いてしまっていることに気付きました。
片目だけクマがすごい人みたいになってて驚愕。

え、今までずっとこうだったん?
恥ずかしすぎやん……。

紅葉でも有名な箱根レイクホテルの近くを通って、大きな道路を渡ります。

そうこうしていると湖尻水門に到着。

12:30 湖尻水門

どこかムーミンを彷彿させる湖尻水門。
恐らく配色のせい。

湖尻水門は以前にも来たことがあります。

その時は確か仙石原方面から歩いてきた時だったな。
去年のことです。

お!去年じゃない!
最近は「そんなに昔のことだっけ…?」と遠い目をする経験が増えつつあったので、この思い違いは私的にちょっと嬉しい。

水門を左手に、ゴルフ場を右手に見ながら坂を登ります。

すると、道の右手側にこっそりと伸びる登山道の分岐を発見できます。

地図を見ながら目当ての道を発見する時ってゲームっぽい。

ゲームと言えば昔、私は任天堂DSソフト「ポケットモンスターパール」を熱中してやっていました。

確か貰ったお年玉をはたいて1月1日に購入した思い出深いゲームです。

その冒険の道中、一定の条件を満たすと新たに解放される道があったのですが、それを発見した時の興奮は今でも鮮明に覚えています。

そういった興奮が現在の私のお散歩魂の燃料となっているのでしょう。

あの時の伏線を本日、箱根の山道で回収している。

13:05 芦ノ湖展望公園

無心でガシガシ登り続けること約30分。

視界が開けます。

右に富士山!

左に芦ノ湖!

ここは「芦ノ湖展望公園」!

正月みたいな良い天気~!

登山道にはほとんど人がいなかったのに、ここにはそこそこ人がいました。

皆、車で登って来ちゃうのね。

いつの間にか越境してた。
桃源台と湖尻の港がよく見えます。

写真を撮ったらすぐ出発。

まだそんなに疲れてません。

13:15 再びハイキングコースへ「黒岳」

登坂、下り坂を歩いていると徐々に無心になってしまいます。

山道に入るとぐっと写真の枚数も減ってあまり載せる写真がありません。

黒岳は特に仰々しい山頂の表記もなかったので、いつの間にか通り過ぎてしまった模様。

一瞬ちょこっと開けたスペースはありましたが、先に休憩している方がいたのでそのまま素通りしてしまいました。
どうやらあそこが黒岳山頂だったようです。
そこを境に道も下り坂に。

登りはそこまで険しい感じはなかったですが、下りは結構急坂です。
注意しないと滑りそう…。

滑るぞ滑るぞ、と思ってたら滑りませんでした。

やはり悲劇っつーのは思いもよらない時に起きるものですからね。
初めから滑ると思っていたら滑らんもんです。
いざ滑っても「やっぱりー!」としか思いませんし。

稜線。

中学生の音楽の時間、日本の童謡「朧月夜」を歌った時の記憶がよみがえります。

♪ 見わたす山の端 霞深し

五線譜の下に書かれた平仮名の歌詞、「やまのは」とは何のことかを説明してくれた先生は今どうしているのだろうか。

朧月夜は未だに口ずさみます。
遠い夢の中のような情景描写と、どんな速度で歌っても様になるメロディーが好きです。

しばらく「箱根竹」という背の高い植物の草原を歩きます。
上の写真の道の両側に生えているのが箱根竹。

箱根にしか生えていないのかどうかは知らない。

風の形が分かるすすき

山の終わり、湖尻峠の分岐が見えてきました。

13:45 湖尻峠 石畳の道へ

舗装した道はすぐに消えて、石畳の道に入ります。

ここも滑るぞ滑るぞと思ってたら滑りませんでした。

気は心。

いや、ちょっと違う。
病は気から。

いや、それもちょっと違う。

石畳は踏むリズムと踏む場所の選択がリズムゲームに通ずる。

14:06 深良水門

深良水門は芦ノ湖の水を静岡県に流している水門です。

芦ノ湖は神奈川県の箱根町にありますが、その水の権利を持つのは実は静岡県なのです。

一方、ムーミンを彷彿させる湖尻水門は、湖の水位を管理するための水門です。
湖尻水門を開ければ、箱根町を流れる早川に湖水が流れ出します。
しかし、こちらも静岡の管理事務所の許可がなければ開けることができません。
湖尻水門は現在非常時を除いて常に閉まっています。

しかし、芦ノ湖に住む魚たちの権利は神奈川県の漁業組合に委ねられているそう。

水門の権利を定めた江戸時代まで歴史をさかのぼると、複雑な県同士の因縁が分かるそうなのですが私も詳しくは知らないのでした。

ちなみにこれは駒ケ岳ロープウェイで駒ケ岳を登る道中、箱根園のおじさまがアナウンスしてくれた豆知識です。

↑ この時の話。

湖尻水門と比べると穏やかじゃない雰囲気の深良水門

14:20 芦ノ湖沿いの道を歩く。

打ち寄せる波の音を聞きながら静かな湖畔の道を歩きます。

湖に波ってあるのかしら…。
水紋が立てる音なのかしら。
水門だけに。

………はい、愉快愉快。

14:35 湖尻水門に戻ってくる

およそ2時間ぶりの湖尻水門です。

天気が崩れることなく戻ってこられて良かったです。

14:55 桃源台駅に到着

そこそこに疲れて桃源台到着。

およそ3時間のハイキング、特にトラブルなく終えることができてほっとします。

車もロープウェイも早いね。

さて私の休日が終わろうとしています。

休みの度に外出して疲れて帰ってきて明日から仕事なんて世知辛すぎる世の中ですが、明日からも頑張ろうと思います。

止まった瞬間に疲れをじわじわと自覚します。アドレナリンが切れたか。
今日は早く帰って寝ます。

以上!秋の芦ノ湖上側ハイキングでした!

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