【宮ノ下】ナラヤカフェの足湯で一服

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箱根周遊
箱根周遊

こんにちは!
私は今坂を登っています。

箱根、宮ノ下駅へと続く坂道
えっちらおっちら

ここは、宮ノ下駅へと続く坂。

坂を登り切ったところに箱根登山鉄道の宮ノ下駅があります。

しかし、本日のお目当ては坂の途中にありました。

元老舗旅館奈良屋。今はNARAYA CAFE。

ナラヤカフェの全体写真。坂の上から見下ろす構図

絶景かな。

私は宮ノ下駅の高台から見える箱根の山が好きです。
山々しくて好き。

そして、その山を臨む最高のロケーションに人気のカフェ「NARAYA CAFE」が建っています。

ここ、ナラヤカフェは元は「奈良屋旅館」という300年の歴史を持つ老舗の温泉旅館でした。

富士屋ホテルと並んで宮ノ下を人気温泉地へと発展させ、たくさんの人に愛された過去を持ちます。

奈良屋旅館は2001年に惜しまれながらも閉館しました。
その源泉や建物を生かし、今はカフェとしてにぎわっています。

ナラヤカフェの外観。足湯を観光客が楽しんでいる。
右側に見えるのが足湯

ナラヤカフェの営業時間など

基本情報2020年12月現在
営業時間10:30〜17:00
定休日水曜日・第4木曜日
駐車場少しあり
最寄り箱根登山鉄道「宮ノ下」
公式HPナラヤカフェ

公式HPの手書き感がかわいい。
情報量も多く読み応えあり。

特に奈良屋旅館営業終了後、オーナー自らの手でカフェに改装していく過程を綴った「ナラヤ計画」のページはぜひご一読を。

膨大な量がありますが、少しずつ今のナラヤカフェの姿に近づいていく様子が細かく記録されています。

私は「人間、やればこんなこともできるんだな。自分の理想を求めたカフェを手作りするなんて、なんてすごいんだ…。」と感銘を受けました。

読むだけでナラヤカフェのファンになってしまいます。

元気なナラヤカフェへ

ナラヤカフェの入り口
カフェの入り口

ナラヤカフェに来るのは2度目です。

ナラヤカフェ、注文口。店員さんの元気な声が聞こえる

カフェの注文口。

右手側の窓からは、遮るものなく山を眺められます。
人気のお席のようで埋まってました。

カフェに入るとまず思ったのが、店員さんが多いということ。

あんまり言いたかないのですが、今の箱根は不景気です。
そのため、どこもお客さんも従業員も少ない施設が多い印象を受けます。

しかし、ナラヤカフェは従業員も多く活気があって元気でした。

それだけでちょっと嬉しくなっちゃう。

私は以前来た時と同じメニューを頼みました。

足湯席であったまろ

ナラヤカフェの足湯テラスにはかわいい木で出来たシーソーが置かれている
カフェの外にある木製遊具

注文を終えて、お席に向かいます。

ナラヤカフェは屋外に足湯があって、そこでスイーツやお食事をいただくことができるのです。

前回来た時、楽しみにしていた足湯席は埋まってしまっていましたが、今日は空いていました!わーい!

ナラヤカフェの足湯。多くの観光客が利用している

足湯は一段高い位置にありました。

落っこちないよう注意!

足湯に浸かりながら見える景色。箱根の外輪山が大きく見えている。大迫力

足湯に浸かりながら見える景色の素晴らしいこと。

この景色を楽しむために、高い位置にあるんですね。きっと。

足湯の泉質は単純温泉でかけ流し。
源泉は宮ノ下温泉。

近くの太閤湯は確かナトリウム塩化物泉でしたね。
それより成分は少な目なので体に優しいお湯のようです。
(最近言った大涌谷の箱根ジオミュージアムで学びました。)

太閤湯についてはこちら↓

今日は寒いので、足湯の温かさが体に沁みわたります。

ひょうたん型最中「ならやん」!

ナラヤカフェのかわいいひょうたん型最中のならやん。餡は自分で詰めて食べる
じゃーん
抹茶ラテとならやんのアップ写真。最中の皮には顔が書いてある
かわいいひょうたんが寝てる!
ならやんの最中に餡を詰めた。選んだ餡はうぐいす餡
餡を自分で詰めて完成

来た~。

ひょうたん型の最中、「ならやん」です。
セットドリンクは抹茶ラテ。

餡は4種類くらいから選べます。
私は緑のうぐいす餡。
栗餡と迷いました。

ちょっと見づらいですが、ひょうたん型の最中の皮は2枚あって自分で餡をのぺっと詰めます。

皮を合わせて完成させるとなんだかちょっと達成感。

予想以上に最中の皮がパリパリでおいしゅうございました。

ちなみに前回来たのは2018年のことでした。

2018年のナラヤカフェのならやん

2018年に食べたならやんの写真。

この時もうぐいす餡選んでる…。

2018年のナラヤカフェ2

この時も最中の完成を祝し、ご満悦で同じような写真とってる…。

2018年に来た時は若干雨模様でした。
外の足湯には屋根がついているので、少しくらいの雨なら問題なく楽しめそうです。

雨のナラヤカフェの足湯
2018年撮影

隣のショップなど

足湯から出ます。

タオルは販売しているようですが、今日は持参してきました。

足元からポカポカ。

ナラヤカフェギャラリーの入り口

隣の建物は、ギャラリーになっている模様。

かわいい絵が飾ってありました。
個展みたいな感じ。

ナラヤカフェギャラリー2階の様子

ここはギャラリーの2階部分。

急斜面に建っているため、道に面していますが2階にあたります。

2階から1階の吹き抜けを眺めた写真。下の階は雑貨ショップ
1階へ降りる階段より。

ギャラリーの1階は、屋内の飲食スペースと雑貨屋さん。

奈良屋旅館の看板

2階と1階の間の吹き抜け部分の壁には、奈良屋旅館の年季の入った看板も飾られていました。

老舗旅館の名残と新しいこだわりを感じるナラヤカフェ

ナラヤカフェより眺める山

宮ノ下にあるナラヤカフェは所々に奈良屋旅館の風情を残しつつ、居心地の良いカフェに生まれ変わっています。

公式HPのナラヤ計画を見ると、ナラヤカフェの進化はまだ途中のようでした。

これからどんな風に変わっていくのか見てみたくなりますね。

また、どんな場所にも歴史はあるものですが、細かに記録をすることでそれに価値が生まれることに気づかされます。

ナラヤ計画のページを読む前と読んだ後では、私のナラヤカフェに対する興味の度合いは大きく異なります。

物事が進む過程や思いを知ることが、愛着や好きの気持ちを生む要因の1つであることは間違いありません。

それを密に記録し公開することで、ナラヤカフェはより多くの人から愛されてるのかもしれない。

と、抹茶ラテを飲み干しながら考えたりなどしたのでした。

【2021年12月 追記】

何の気なしにアマゾンプライムビデオで「孤独のグルメ」見てたら、唐突に宮ノ下が出て来て驚きました。

ナラヤカフェも登場しました。
シーズン4の3話です。
面白かったのでぜひ。

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