【小涌谷~宮ノ下】太閤石風呂見学やおさんぽ

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箱根周遊
箱根周遊

あ~~…。

箱根登山バス鉄道が湯本方面に走ってゆく
箱根登山鉄道2

小涌谷からは電車に乗ろうと思っていましたが、目の前で無慈悲にも電車が発車したので歩くことにしました。

小涌谷から歩く

箱根登山鉄道小涌谷駅
「こわくだに」ではなく「こわきだに」駅

あけましておめでとうございます。
今回は小涌谷から宮ノ下まで歩いただけの記事をまとめたいと思います。

確か12月27日の話です。

今日は1月1日。

めでたく2021年が幕を開けておりますが、私はこれといって正月らしいこともしていないので通常運転で参ります。

本年も、出発~進行~~!

坂道をくだる

小涌谷駅を出て、とりあえず坂を下ります。

蛇骨野の踏切が開いている
蛇骨野の踏切

小涌谷駅を出てすぐ、踏切があります。

通称「蛇骨野の踏切」

踏切アップ

通称と言っても私が呼んでるだけですが。

蛇骨野っていうのは、この踏切の近くのバス停の名前です。

あまりにおどろおどろしい名前。

希望ヶ丘とか夕焼け台とか夢ヶ丘とか、キラキラしい地名の場所は昔処刑場だったとか、人がたくさん死んでいるとかいう話は結構有名です。
しかし蛇骨野は何かあったのを隠す気もないようです。

絶対老婆が人を食ってたとか蛇が化けて人を食ってたとかいう話がありそう。

勝手な偏見です。

猿の茶屋とか六道地蔵とか曽我兄弟の墓とか、あの辺も何かあったに違いない。

紅葉ヶ丘とかも逆に怪しい。

消防署。左手側には郵便局があります。

先ほどから結構車が通ります。

ここの道はきちんとした歩道があるのでそこまで怖い思いはしませんが、皆さん結構スピードを出していらっしゃる。

また、1月2日、3日に箱根駅伝を控えているため、テレビの中継車と思われる立派な通信設備を積んだ車を何度も見かけました。

中継の下見でしょうか。

また、大きなカメラを構えながらバイクの後ろに乗る人もいます。

2人乗りバイクを1人が運転し、もう1人が背中合わせになるように後ろの席に座ってバイク後方の景色を撮影しているようです。

駅伝選手が走る様子を正面から捉えた中継は、おそらくこうして撮影されているんですね。

駅伝を先導する警察の白バイは超精鋭が務めるという話は聞いたことがありますが、もしかしたらテレビ中継のカメラを積んだバイクの方々も精鋭カマラマンなのかもしれません。

民宿みたけ

ひたすら良い天気。

川の音がします。

武蔵野別館前の坂

早川を渡ります。

箱根の川は大体早川。多分。

武蔵野別館看板

私が泊まってみたいお宿として憧れている武蔵野別館の看板。

でもここ、おひとり様は受け入れてくれないのです…。
まあそれ以前にかなりのお値段しますけど…。

いつか行きます。

道の反対側を見ると、

宮ノ下温泉入口
宮ノ下温泉看板
木の陰にこっそり

あら、もう宮ノ下温泉。

小涌谷から歩いて15分ほどで着いちゃいました。

とは言っても、宮ノ下の中心部である富士屋ホテルのあたりはもうちょっと先です。

走る人、自転車に乗る人

箱根駅伝の直前のせいか、この日はいつにも増して山道を走って登る人を多く見ました。

この人もしや駅伝選手では?と思わせるほどの速度で登ってい行く人もいれば、自分のペースでのんびり登る人も。

年齢層も様々です。

ああいった趣味を持っているのは羨ましいです。

私も箱根を走ったことはありますが、坂ばかりですぐに疲れてしまいました。

心臓と喉が破れるんじゃないかと思うほどしんどかったです。

また、走っている人だけでなく、車輪が細い自転車で山を登っていく人も多く見かけますね。

私は今、箱根が出てくるという事で「弱虫ペダル」という漫画を読んでいます。

主人公が高校の自転車競技部に入部するお話です。

ライバル高校の1つに「箱根学園」という学校が出てきたり、見知った箱根の道が描写されていたりして箱根を知っていると非常に楽しめます。

正直、読み始めた時は絵があんまり好きではなくて熱心に読んでいなかったんですが、徐々に慣れて来て今では楽しく読んでいます。

次の展開が気になる。

まだまだ初めの方の巻なので、読み進めていきたいと思います。

弱虫ペダルで描写があった道

上の写真は宮ノ下の富士屋ホテルのすぐ横の道なのですが、多分ここ漫画の中で登場していました。

太閤の石風呂とノスタルジック散策路

上底倉のバス停留所
正面が上底倉バス停

ずっと小涌谷から国道1号線を下ってきました。

ちょっと屋根のある上底倉のバス停あたりで、気になるものがあったので道を右に曲がりました。

太閤岩風呂案内1

ノスタルジック散策路…。

道を曲がってすぐのところに、地下鉄の入り口のような地下道の入口があります。

宮ノ下のあたりには散策路や遊歩道がいくつかあったことを思い出します。

行ったことないから行ってみよう。

宮ノ下ノスタルジック散策路地下道

え、普通に怖いやん。

誰も歩いていないのは予想してましたが、圧迫感のある地下道でした。

道の奥になんか落ちているのは段ボール。

えっ、怖っ。

地下道2

古びた地下道とは裏腹にちょっと陽気な看板たち。
添えられたイラストに味があります。

足音が響く感じが怖くて足早に通り抜けました。

陽気な看板たち、お前たちだけが頼りだ…。

看板に従い太閤石風呂通りへ進みます。

地下道を出たところ

地下道を出ると、いつもバスの車窓から見えるオレンジ色の建物の下に出ました。

駐車場を抜ける。看板2

頼りにされていることを分かっているようで、途切れずに陽気な看板が案内してくれます。

ひょうたん模様の街灯
ひょうたん模様の街灯2
宮ノ下のトレードマークのひょうたんがこんなところにも
太閤の岩風呂への散策路2

急に険しく下るな…。
本当に信用してよいんだろうか。

看板3
太閤の岩風呂への散策路
早川の太閤の岩風呂

川の近くまで降りてきました。
寒い。

太閤岩風呂看板

お?

太閤石風呂

あった~!

あ!太閤の石風呂って今はお風呂として使えないんだ…。

ちょっと勘違いしてました。
恥ずかしながら宮ノ下にある太閤湯と混同していたのかも。

川の対岸の石風呂を眺めつつ、「あれだけ小さいと順番待ちとかしてたんかな…。番号札とか作ってたのかな…。雨の直後は気の毒だな…。」

などと考えたりしました。

太閤石風呂前ベンチ

ベンチありました。

秋はここ紅葉鑑賞スポットに良さそうです。

ちなみに錆びたベンチに書いてあった文字は「雪印牛乳」

太閤の石風呂とは?

太閤といえば、豊臣秀吉。

この太閤石風呂は豊臣秀吉が作ったと言われているお風呂です。

1590年、小田原城を攻略するべく秀吉はたくさんの兵を率いていました。

小田原に一夜城を築き攻略の準備を着々と進める中、兵たちの疲れを癒すために作られたのがこの石風呂です。

秀吉って優しい。

宮ノ下商店街に合流

宮ノ下ノスタルジック通りマップ

毎度おなじみの宮ノ下マップがあったので現在地を確認。

宮ノ下から仙石原方面への橋

ノスタルジック散策路をそのまま直進すると、仙石原方面に続く橋が見えてきました。
側面から見ると綺麗な形をしてますね。

宮ノ下商店街への階段

方角的にこの階段を登れば…

宮ノ下渡辺ベーカリー前

やはり!知った道ですね。

正面の黄色い建物は渡辺ベーカリーの駐車場です。

宮ノ下バス通り

1号線のバス通りに戻ってきました。

宮ノ下富士屋ホテル

富士屋ホテル。

宮ノ下の中心地に到着です。

富士屋ホテルのパン屋さん「PICOT」

宮ノ下PICOT

富士屋ホテルのパンとスイーツのお店PICOT。

比較的この日は早い時間だったので、中を覗いてみました。
夕方ごろだと大抵ほとんどのパンがいつも残ってないのです。

狙い通りパンもケーキもたくさん残っていました!

せっかくだしお茶でもするかと思ったんですが、思わぬところに思わぬものが。

そう、シュトレンが残っていたのでした。

え!食べたい!でも昨日取り寄せたシュトレン届いたし…。

でもいいのか。
これを逃したら来年までシュトレンを食べられないかもしれない…。
しかも最後の1個だ…。

いや、だから部屋にまだ1本あるでしょうが。

私は何も食べずにPICOTを後にしました。

手には大きなPICOTの紙袋を下げていました。

さよなら私の2000円。

おさんぽは続く

荘厳な富士屋ホテルの建物

富士屋ホテルの建物は荘厳ですね。

さて、宮ノ下に到着したので今回のお散歩はいったん終了とします。

この後、大平台まで歩くんですがそれは後日まとめたいと思います。

以前、大平台~湯本までは歩いたので、これで箱根登山鉄道沿線の散策で記事をかけていないのは、宮ノ下~大平台と強羅~小涌谷までになりました。

あと、塔ノ沢駅周辺はまだ散策できてないですね。

歩くにはちょっと寒いですが、歩きだしてしまえば楽しいものです。

さて、いよいよ明日は箱根駅伝でございますね。

テレビ局の方々の撮影の練習(?)を見たことで、駅伝中継のカメラに写らない所にも応援すべき相手がいることに気付かされます。

大変なご時世の中での開催ですが、関係者の皆様方、感染対策を十分に行って体調に気をつけて頑張ってください。

応援しております!

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